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トランプ氏、不法移民阻止に非協力なら関税導入も 中国に言及

ロイター / 2024年6月7日 11時35分

6月6日、 トランプ前米大統領(写真)は11月の大統領選で勝利した場合、中国を含め不法移民を抑制しない国に関税を課す可能性があると警告した。写真はニューヨークで5月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Tim Reid Kanishka Singh Ted Hesson

[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ前米大統領は6日、11月の大統領選で勝利した場合、中国を含め不法移民を抑制しない国に関税を課す可能性があると警告した。関税の規模には言及しなかった。

メキシコと国境を接する激戦州アリゾナで開いたイベントで、聴衆から不法移民流入をどのように抑制するか問われ、「米国にはとてつもない経済力がある」と指摘。中国などが米国への移民流入抑制に協力しなければ「われわれには関税がある」と述べた。

不法移民を抑制するために関税を用いる必要がないことを望むとしつつも、協力しない国には「徹底的に関税を課す」可能性があると警告した。

今回の大統領選で国境警備や移民の問題は主要な争点になっている。

米国への不法移民の大半は中南米出身者だが、政府データによると、国境警備隊が昨年10月から今年4月までに拘束した中国人の不法移民は2万7000人余りに上り、中国人の不法入国も急増している。

こうした中、バイデン大統領は4日、メキシコ国境からの不法越境者の数が一定数を超えた場合、難民申請の受理を一時的に停止し、直ちに送還することを可能にする大統領令に署名した。

バイデン氏は、国境警備強化に向け上院の超党派による法案可決を数カ月にわたり求めてきたが、トランプ氏の反対を受けた共和党議員らの反対で承認されなかった。

バイデン陣営の広報担当は、トランプ氏が自身に有利になると考えて超党派の国境法案を阻止したと非難した。

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