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為替介入原資「コメント控える」、米国債売却観測で=鈴木財務相

ロイター / 2024年6月7日 11時5分

鈴木俊一財務相は7日、大型連休前後とみられる為替介入の原資について「従来からお答えしないことになっている。(米国債を売却したかは)コメントを控える」と述べた。写真は2023年10月、モロッコのマラケシュで撮影(2024年 ロイター/Susana Vera)

Takaya Yamaguchi

[東京 7日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は7日、大型連休前後とみられる為替介入の原資について「従来からお答えしないことになっている。(米国債を売却したかは)コメントを控える」と述べた。閣議後会見で語った。為替介入を巡り、市場では米国債を売却したとの見方が出ている。

財務省が7日発表した5月末の外貨準備状況によると、外貨準備高は前月末比474億ドル減の1兆2315億ドル(約190.9兆円、1ドル155円換算)となった。大型連休前後の為替介入を反映し、4月末からの減少額は、比較可能な2000年4月以降で過去2番目の大きさだった。

4月末の外貨準備高は1兆2789億ドルだった。減少は2カ月連続で、外貨準備のうち証券が大きく減った。証券の多くが米国債だったとみられる。

市場では「米国債の売却資金をドル売り/円買い介入原資に充てたのは、ほぼ間違いない」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志・上席エコノミスト)との見方が出ている。

証券の減少幅は504億ドルだったが、同省によると前月末からの減少率は5.16%で過去最大だった。同省によると、これまで最大だった22年9月の減少率は4.97%だった。

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