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ロシア、仏国籍の学者拘束 軍事情報収集の疑い

ロイター / 2024年6月7日 12時58分

Lucy Papachristou Filipp Lebedev Mark Trevelyan

[ロンドン 6日 ロイター] - ロシア連邦捜査委員会は6日、同国の軍事情報を収集した疑いでフランス国籍の人物を拘束したと発表した。

「軍事活動や軍事技術活動」に関する情報を数年にわたって収集し、ロシアの安全保障を損なう恐れがあったとしている。

「外国の代理人」としての登録を怠った罪で近く起訴される見通し。最大5年の禁錮刑が科される可能性がある。

スイスを拠点とする非政府組織(NGO)「人道対話センター」はロシア・ユーラシア専門の顧問を務めていたロラン・ビナティエ氏(47)が逮捕されたと表明。

マクロン仏大統領は、ロシアによる偽情報作戦の一環だとし、ビナティエ氏がフランス政府のために働いていた事実はないと述べた。

ウェブサイトによると、人道対話センターは1999年に活動を始め、スペイン、フィリピン、リビアなどで「対話と調停を通じた武力紛争の予防・緩和・解決を支援」している。

ビナティエ氏のリンクトインのページによると、同氏は人道対話センターで10年間、顧問を務め、欧州のさまざまな大学で国際関係や政治経済学の講義を担当している。ロシア、コーカサス、中央アジアに関する著書もある。

ロシアではウクライナ戦争の開戦後、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の米国人記者エバン・ゲルシコビッチ氏など、複数の欧米人が身柄を拘束されている。

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