ECBの行動余地制限も、ユーロ圏の財政規律弛緩で=専務理事
ロイター / 2024年6月7日 18時20分
6月7日、欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ユーロ圏全域で財政規律が緩んでおり、ECBの行動余地が制限され、金融政策の有効性が低下する可能性があるとの認識を示した。写真はフランクフルトで2019年11月撮影(2024年 ロイター/Ralph Orlowski)
[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は7日、ユーロ圏全域で財政規律が緩んでおり、ECBの行動余地が制限され、金融政策の有効性が低下する可能性があるとの認識を示した。
講演で「高水準の債務にもかかわらず財政再建が進んでいないため、金融政策が阻害され、財政支配リスクが高まるかもしれない」と語った。
その上で「現在の予測は心配の種だ」と指摘。「2024年と25年の構造的プライマリーバランスはパンデミック(コロナ大流行)前の水準を大きく下回り続けることが予想され、政府債務に上昇圧力がかかる」と述べた。
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