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NY外為市場=ドル反発、雇用統計受け利下げ観測後退

ロイター / 2024年6月8日 6時31分

ニューヨーク外為市場では、ドルが反発した。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが反発した。5月の米雇用統計が予想以上に強かったことを受け、連邦準備理事会(FRB)は年内の利下げを急がない可能性が高いことが示唆された。

米労働省が発表した5月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比27万2000人増で、予想を大きく上回った。時間当たり平均賃金は前年比4.1%上昇と、伸びは前月の4.0%から加速した。

ローゼンバーグ・リサーチ(モントリオール)の創業者兼社長、デビッド・ローゼンバーグ氏は今回の雇用統計について、非農業部門雇用者数だけでなく、賃金の伸びも注目されたと述べた。

金利先物市場は雇用統計を受けて、11月か12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げが1回のみ実施されるとの見方を織り込んでいる。また、市場が織り込む9月の利下げ確率は6日終盤の約70%から約50.8%に低下した。

主要通貨に対するドル指数は0.8%高の104.91となった。週間ベースでは0.2%高となる見通し。

ドルは円に対して0.6%上昇し156.64円。

円は最近堅調に推移しているものの、4月末に記録した1ドル=160円台の34年ぶりの安値から遠くない水準となっている。

一方、ユーロは対ドルで0.8%安の1.0803ドル。ポンドは対ドルで0.5%下落して1.2722ドル。

ドル/円 NY終値 156.70/156.73

始値 155.56

高値 157.07

安値 155.44

ユーロ/ドル NY終値 1.0800/1.0804

始値 1.0888

高値 1.0901

安値 1.0800

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