サウジ皇太子、イラン次期大統領に祝意 関係発展に意欲

　サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド皇太子（写真）はイラン大統領選に勝利した改革派のペゼシュキアン元保健相に祝意を伝えた。４月リヤドで撮影（２０２４年　ロイター/Evelyn Hockstein）

[カイロ／モスクワ ６日 ロイター] - サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド皇太子はイラン大統領選に勝利した改革派のペゼシュキアン元保健相に祝意を伝えた。国営サウジ通信（ＳＰＡ）が６日報じた。

ムハンマド氏は「両国と両国民の関係を発展・深化させ、相互の利益に貢献することを確認する」と述べた。

サウジとイランは長く対立してきたが、２０２３年３月に中国の仲介により関係を正常化することで合意した。それ以来双方の当局者は関係強化に向けて協議を続けている。

ロシア大統領府も６日、プーチン大統領がペゼシュキアン氏に祝意を伝えたと発表した。

地域の安全保障と安定のために、あらゆる分野で建設的な２国間協力を強化することに同氏が貢献することを期待していると声明で述べた。