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米ボーイング、パネル吹き飛び事故の再発防止で設計変更へ

ロイター / 2024年8月7日 10時2分

8月6日、米航空機大手ボーイングは、アラスカ航空が運航する小型機「737MAX9」が今年1月に離陸後に客室パネルが吹き飛んだ事故を受け、同様の事故の再発を防止するため設計を変更する計画を明らかにした。写真は7月、ワシントンにある米運輸安全委員会(NTSB)の施設で撮影したドアプラグ(2024年 ロイター/David Shepardson)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは6日、アラスカ航空が運航する小型機「737MAX9」が今年1月に離陸後に客室パネルが吹き飛んだ事故を受け、同様の事故の再発を防止するため設計を変更する計画を明らかにした。

ボーイングの品質担当シニア・バイスプレジデント、エリザベス・ランド氏は米運輸安全委員会(NTSB)の公聴会で、同社は設計変更に取り組んでいると説明。設計変更は年内の導入を目指しており、その後、該当する全ての機体に適用する方針だという。

調査当局は、事故が起きたアラスカ航空の機体には、ドアプラグに4本のボルトがなかったと指摘している。これに対しボーイングは、4本のボルトを外した記録はなかったと主張している。

NTSBのジェニファー・ホメンディ委員長は、ボーイングの安全性に対する姿勢を批判。なぜ問題をもっと早く改善しなかったのかと問いかけ、同社は問題を改善すべきだと主張した。

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