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午前のドルは147円台へ一時上昇、上下3円超の急変動

ロイター / 2024年8月7日 12時17分

 8月7日、午前のドルは、朝方の安値144円前半から147円半ばまで、3円超上昇する荒い値動きとなった。写真は北京で2022年6月撮影(2024 ロイター/Florence Lo)

[東京 7日 ロイター] - 午前のドルは、朝方の安値144円前半から147円半ばまで、3円超上昇する荒い値動きとなった。日銀の内田真一副総裁の発言を受けて日経平均が急反発すると、円売りが加速した。現在は146円半ばへ反落して取引されている。

東京市場のドルは朝方から不安定で、144円前半から145円前半を行き来した後、午前10時半過ぎに147.50円まで、15分程度の間に2.7円急騰した。

市場では、内田日銀副総裁が7日午前の講演で、金融資本市場が不安定な状況で「利上げをすることはない」と明言したことが話題となった。

発言が伝わった直後、日経平均が一時1100円超上昇して3万5000円台を回復した。「リスクオフムードの見極めに市場の関心が集中しており、(ドル/円は)株価の上下動に反応しやすい」(都銀関係者)状況が続いているという。

急速な動きが一巡するとドルは146円半ばへ反落した。市場では見通し不透明感の強さを指摘する声が多く聞かれた。

通貨オプション市場では、ドル/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)が1カ月物で18%台と、5日につけた1年8カ月ぶり高水準の20%台から高止まりしている。

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