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午後3時のドルは147円台へ急上昇、日銀副総裁発言で円安

ロイター / 2024年8月7日 16時12分

8月7日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の147円台で取引されている。 写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 7日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 146.99/147.01 1.0910/1.0911 160.35/160.42

午前9時現在 144.74/144.75 1.0925/1.0926 158.13/158.16

NY午後5時 144.30/144.35 1.0930/1.0933 157.73/157.80

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の147円台で取引されている。日銀の内田真一副総裁の発言がハト派的だったとの受け止めから、円が大きく売られた。

ドルは朝方の安値144円前半から午後の147円後半まで、3.6円上昇する大きな値動きとなった。内田日銀副総裁が講演で、金融資本市場が不安定な状況で「利上げをすることはない」と明言したことが伝わると、日経平均が一時1100円を超える急上昇となり、円売りが一気に加速した。

利上げの見送りは経済の下支えにつながるとの見方が強まった格好だが、市場では「リスクオフムードの見極めに市場の関心が集中しており、(ドル/円は)株価の上下動に反応しやすい」(都銀関係者)との声が聞かれた。

ドルは日銀が利上げを決定した7月31日の153円台から、8月5日の141円台まで、3営業日で12円超急落した。内田副総裁の発言は「円安を嫌気して利上げしたが、株安も困るので利上げはいったん休止との趣旨に受け取れる。円高に賭けていた投資家は再び戦略修正を迫られる」(外為どっとコム総研調査部長の神田卓也氏)ことになったという。

ドルは午後3時過ぎに146円半ばまで反落した。「多くの参加者が激しい上下動で持ち高調整すらできていない状況。今後の米指標などによって、140円台まで再び下落することも、150円台まで切り返すことも考えられる」(国内証券アナリスト)として、不安定な値動きが続いている。

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