イラン、ハニヤ氏暗殺巡り報復強調 イスラム諸国が緊急会議

　８月７日、イスラム協力機構（ＯＩＣ）は、サウジアラビアで緊急外相会議を開催し、イスラム組織ハマスの最高指導者だったハニヤ氏暗殺を巡り協議した。写真はレバノンで行われた抗議活動。５日撮影（２０２４年　ロイター/Mohamed Azakir）

[ドバイ／カイロ ７日 ロイター] - イスラム協力機構（ＯＩＣ）は７日、サウジアラビアで緊急外相会議を開催し、イスラム組織ハマスの最高指導者だったハニヤ氏暗殺を巡り協議した。イランのバゲリ外相代行は、報復はしかるべき時に適切な形で行われると強調した。

会合はハニヤ氏がイランの首都テヘランで死亡したことを受け、イランが開催を要請した。

イランはイスラエルがハニヤ氏を暗殺したとみて、報復を宣言している。イスラエルはハニヤ氏の死亡についてコメントを出していない。

サウジは、ハニヤ氏暗殺はイランの主権に対する「あからさまな侵害」と非難。「国家主権の侵害や内政干渉を拒否する」とした。この発言はハニヤ氏暗殺についてサウジからの初の見解となる。