米民主ハリス・ワルツ氏が中西部遊説、労働者支持固めへ
ロイター / 2024年8月8日 8時29分
8月7日、米民主党の大統領候補ハリス副大統領と副大統領候補のワルツ・ミネソタ州知事は、大統領選で激戦が見込まれる中西部ウィスコンシン州のオークレアで集会を開いた。写真はオークレアの空港から出発する前のハリス氏とワルツ氏(2024年 ロイター/Kevin Mohatt)
Jeff Mason Joseph Ax
[オークレア(米ウィスコンシン州) 7日 ロイター] - 米民主党の大統領候補ハリス副大統領と副大統領候補のワルツ・ミネソタ州知事は7日、大統領選で激戦が見込まれる中西部ウィスコンシン州のオークレアで集会を開いた。共和党の大統領候補トランプ前大統領が勝利すれば、国民の自由と未来を脅かすと訴えた。
ハリス氏は特に中絶の権利を強調。「現在、20州以上でトランプ氏が中絶を禁止しており、その多くはレイプや近親相姦(そうかん)であっても例外がない」と指摘した。
また、違法な価格つり上げを行う企業を取り締まると表明した。
ワルツ氏は登壇するなり「ハロー、オークレア。この都市名を正しく発音できる候補者がいるのはいいことではないか」と語りかけた。オークレアは同氏が知事を務めるミネソタ州に近い。
両氏はこの日、ミシガン州デトロイトも訪問する。ハリス氏は6日、ウィスコンシンやミシガンといった激戦州に近い中西部州の政治家であるワルツ氏を副大統領候補に起用。農村部の白人有権者の支持を固めるべく、ワルツ氏を伴い選挙戦を開始した。
共和党の副大統領候補J・D・バンス上院議員も、民主党の集会に対抗して独自の選挙イベントを開催。オークレアの製造施設で働く労働者らを前に、バイデン大統領の経済政策や国境政策を巡りハリス氏の責任を追及し、「彼女は国民にとって良い副大統領ではなかった。昇進に値しないだろう」と語った。
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