足元で一方向で急激な動き、行き過ぎた動きには適切に対応＝円安で財務官

　三村淳財務官は１１月７日、外国為替市場で円安が進んでいることについて「足元で、一方向で急激な動きがみられる」と指摘した。写真は７月３０日、ロイターのインタビューに応じた三村氏。東京の財務省で撮影（２０２４年　ロイター/Issei Kato）

Makiko Yamazaki

［東京　７日　ロイター］ - 三村淳財務官は７日、外国為替市場で円安が進んでいることについて「足元で、一方向で急激な動きがみられる」と指摘し、投機的な動きを含めて「極めて高い緊張感を持って注視している」と述べた。その上で「行き過ぎた動きには適切な対応を取っていきたい」と語った。

米大統領選でのトランプ氏勝利を受けて、ドルは海外市場で一時１５４．７０円と７月３０日以来、約３カ月ぶり高値を更新した。