日産、グローバルで生産能力20％・9000人削減へ 三菱自株も一部売却

　１１月７日、日産自動車は、グローバルの生産能力を２０％削減し、人員も９０００人削減すると発表した。保有する三菱自動車株を発行済株式の１０．０２％・約１億４９００万株を上限に売却する。写真は日産のロゴ。北京で４月２５日撮影（２０２４年　ロイター/Tingshu Wang）

［東京　７日　ロイター］ - 日産自動車は７日、グローバルの生産能力を２０％削減し、人員も９０００人削減すると発表した。保有する三菱自動車株を発行済株式の１０．０２％・約１億４９００万株を上限に売却する。売却は７日の終値４６０．６円で、８日の自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴー３）で実施する。売却先は三菱自動車。

日産は現在、三菱自動車の発行株式の３４．０７％にあたる５億０６６２万株を保有している。

生産能力や人員削減に加え、会社資産の合理化などの取り組みで２０２６年度までに年間３５０万台の販売でも持続可能な収益性とキャッシュを確保できる体制に変革する。