米下院選、共和が過半数に近づく 上院で民主と議席差拡大
ロイター / 2024年11月8日 8時49分
米大統領選と同時に11月5日実施された連邦議会選は、上院(定数100、改選34)で共和党がさらに1議席を獲得したほか、下院(定数435)でも過半数を維持する可能性が高まっている。写真は東部ペンシルベニア州で当選確実と報じられた共和党のデーブ・マコーミック議員。6日、ピッツバーグで撮影(2024年 ロイター/Quinn Glabicki)
Andy Sullivan
[ワシントン 7日 ロイター] - 米大統領選と同時に5日実施された連邦議会選は、上院(定数100、改選34)で共和党がさらに1議席を獲得したほか、下院(定数435)でも過半数を維持する可能性が高まっている。
上院選では複数メディアが東部ペンシルベニア州で共和党のデーブ・マコーミック氏が民主党の現職ボブ・ケーシー議員を破り当選確実と伝えた。これで共和党は少なくとも53議席を確保した。アリゾナ州とネバダ州でも共和候補が接戦を制すれば、55議席に達する可能性もある。
下院選では共和党がこれまでに209議席を獲得し、過半数まであと9議席と、勝利に近づいている。民主党が過半数を奪還するには、勝者が判明していない残り31議席のうち23議席を獲得する必要がある。
共和党は上院の過半数獲得により、トランプ次期大統領が指名する人事や判事の承認が可能になる。下院でも多数派を維持すれば、減税や移民の大幅制限といったトランプ氏の公約実現を後押しすることができる。
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