ポルトガルへの投資、昨年は10倍増の4.2億ユーロ

　１月６日、ポルトガル経済省は、同省投資貿易振興庁（ＡＩＣＥＰ）が昨年に呼び込んだ外国からの投資総額が４億２０００万ユーロ（４億３７２２万ドル）となり、２０２３年の４１００万ユーロから約１０倍に増えたと発表した。写真はユーロ紙幣。２０２２年７月、ボスニアのゼニカで撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

Sergio Goncalves

[リスボン ６日 ロイター] - ポルトガル経済省は６日、同省投資貿易振興庁（ＡＩＣＥＰ）が昨年に呼び込んだ外国からの投資総額が４億２０００万ユーロ（４億３７２２万ドル）となり、２０２３年の４１００万ユーロから約１０倍に増えたと発表した。

ヘイス経済相は「戦略的分野における重要な投資契約の締結は、力強い雇用の創出を伴うとともに、投資家のポルトガルに対する信頼を証明するものだ」と述べた。

昨年の新規プロジェクトには、米半導体パッケージング企業アムコー・テクノロジーやドイツのエンジニアリング大手ボッシュ、パワートレイン生産会社ＨＯＲＳＥなどの投資が含まれる。

このほか医薬品業界や情報技術分野の投資も行われた。

経済省は、新規プロジェクトにより１０００人超の雇用が直接創出されると推計している。