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米のキューバ収容施設、収容者15人に バイデン氏は閉鎖目指す

ロイター / 2025年1月7日 12時3分

 1月7日、バイデン米政権は、キューバ・グアンタナモ米海軍基地にある収容施設の収容者のうち11人をオマーンへ移送し、残りは15人だけとなった。写真はキューバのグァンタナモ湾にある米海軍基地で立ち番をする兵士。2009年12月撮影(2025 ロイター/US Navy)

Phil Stewart

[ワシントン 6日 ロイター] - バイデン米政権は6日、キューバ・グアンタナモ米海軍基地にある収容施設の収容者のうち11人をオマーンへ移送し、残りは15人だけとなった。任期満了が差し迫ったバイデン大統領はグアンタナモの収容施設の閉鎖を目指しており、今回の移送は大きな前進となる。

米軍は「責任を持ってグアンタナモ湾の施設の収容者を減らし、最終的に閉鎖することに焦点を当てた米国の努力をオマーン政府と他のパートナーが支援してくれることを感謝している」との声明を出した。

グアンタナモの収容施設は米同時多発テロの発生後の2002年1月、当時のブッシュ大統領が外国人のテロ容疑者と「不法敵性戦闘員」を収容するために開設した。

国防総省のデータによると、ピーク時の03年には約680人を収容していた。人権団体や法的権利擁護団体は、この施設について国際人権法違反の可能性や、収容所の状況を巡って長い間批判してきた。

今回移送された11人は全てイエメン出身。国防総省によると、残された収容者15人のうち3人は移送の資格があり、3人は定期審査委員会による審理を受ける資格がある。他の収容者は戦闘を巡る犯罪で起訴されたか、有罪判決を受けている。

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