原油先物は続落、ドル高と潤沢な供給見通しが重し
ロイター / 2025年1月7日 12時10分
1月7日、アジア時間の原油先物価格は続落している。先週の上昇を受けたテクニカルな調整のほか、潤沢な供給見通しやドル高も重しになっている。写真はインドネシアのジャカルタにあるガソリンスタンドで2014年11月撮影(2025 ロイター/Beawiharta)
Colleen Howe
[北京 7日 ロイター] - アジア時間7日の原油先物価格は続落している。先週の上昇を受けたテクニカルな調整のほか、潤沢な供給見通しやドル高も重しになっている。
0148GMT(日本時間午前10時48分)現在、北海ブレント先物は、0.28ドル(0.37%)安の1バレル=76.02ドル。米WTI先物は0.33ドル(0.45%)安の73.23ドルで推移した。
先週は両先物とも5日続伸し、3日には昨年10月以来の高値を付けていた。
フィリップ・ノバの市場アナリスト、プリヤンカ・サクデバ氏は「今週の弱さはテクニカルな調整によるものだろう」とした上で、ドル高も利益縮小につながっていると述べた。
INGのアナリストはメモで「原油価格の上昇は勢いを失いつつあるようだ」とし、「現物市場では若干の逼迫が見られるものの、2025年のファンダメンタルズは依然良好で、上値は抑えられるだろう」と予想した。
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