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インドのサービスPMI、12月は4カ月ぶり高水準 需要堅調

ロイター / 2025年1月7日 13時24分

 S&Pグローバルがまとめた2024年12月のHSBCインド・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)確報値は59.3となり、前月の58.4から上昇し、4カ月ぶりの高水準を記録した。写真はコルカタのショッピングモールで昨年2月撮影(2025年 ロイター/Sahiba Chawdhary)

Shaloo Shrivastava

[ベンガルール 6日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた2024年12月のHSBCインド・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)確報値は59.3となり、前月の58.4から上昇し、4カ月ぶりの高水準を記録した。ただ、速報値の60.8を下回った。

PMIは景況改善と悪化の分かれ目となる50を3年以上にわたって上回っている。

12月は持続的な需要に支援され、雇用が堅調となった一方、インフレ圧力が緩和した。

新規事業指数は4カ月ぶりの高水準。堅調な世界需要に押し上げられた。

強い需要と生産能力拡大により、今後1年間の楽観見通しは昨年の平均を上回った。

HSBCのエコノミスト、イネス・ラム氏は「新規事業や将来の活動といった先行指標は、近い将来も好調が続く可能性を示している」と指摘した。

投入価格と販売価格の両指数が低下し、インフレ圧力は緩和した。

投入価格は15カ月ぶり高水準だった11月から下落したが、食料品価格や人件費などが上昇する中、依然として高止まりしている。

製造業PMIを合わせた総合PMIは59.2で、11月の58.6から上昇した。製造業の弱さをサービス業が補った。

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