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米マクドナルド、本社の多様性プログラム縮小 保守派の圧力強まる

ロイター / 2025年1月7日 14時22分

1月6日、米マクドナルドは経営幹部の多様性に関する目標を撤廃し、一部の多様性プログラムを停止する方針を示した。写真はロゴ、バージニア州アーリントンで2022年1月撮影(2025年 ロイター/Joshua Roberts)

Waylon Cunningham Nicholas P. Brown

[6日 ロイター] - 米マクドナルドは経営幹部の多様性に関する目標を撤廃し、一部の多様性プログラムを停止する方針を示した。米国内の「法的環境の変化」が理由という。従業員とフランチャイズオーナーに宛てた公開書簡で明らかにした。

保守派の活動家による圧力が強まる中、米企業の間でDEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組みを後退させる動きが広がっている。

マクドナルドは引き続き包摂性を重視する姿勢を強調した。また、米幹部の30%を少数派グループの人が占めているのは成果だとした。同社は従来、2025年末までにこの比率を35%に引き上げることを目指していた。

サプライヤーにDEIの取り組みを義務づけることをやめ、「外部調査」への参加も停止するとした。性的少数者擁護団体が実施する職場の包摂性に関する調査などを指しているとみられる。

保守派の活動家ロビー・スターバック氏は数日前、マクドナルドのDEIプログラムについて記事を予定していると同社に伝えていた。

ウォルマートなども同氏の批判を受けてDEIの取り組みを縮小している。

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