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台湾海域でケーブル損傷、捜査は悪天候で中断=沿岸警備当局

ロイター / 2025年1月7日 19時0分

 1月7日、台湾海巡署(海上保安庁に相当)によると、台湾北東部の海域で先週末、通信用海底ケーブルが船舶によって損傷された。写真は台湾の旗。桃園で2021年6月撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)

Ben Blanchard Yimou Lee

[台北 7日 ロイター] - 台湾海巡署(海上保安庁に相当)によると、台湾北東部の海域で先週末、通信用海底ケーブルが船舶によって損傷された。しかし、悪天候のため捜査は中断された。

ケーブルを破損させた疑いが持たれているのは、カメルーンとタンザニアの両国に登録された船舶。乗組員7人は全員中国国籍で、船主は香港在住だという。

海巡署は6日夜、悪天候のため乗船して検査できず、船は韓国の釜山に向かったと発表した。バルト海で昨年、海底ケーブルが損傷した事件を参照したほか、同船舶の航行履歴を調べたが、真意は確認できていないと説明した。

中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室は、コメントの要請に応じていない。

台湾の安全保障当局高官はロイターに対し、この船への捜査で韓国に協力を要請したと述べた。デジタル発展省は6日夜、ケーブルの損傷による通信への影響はなく、2月3日までに修復される見込みだと発表した。

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