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米次期政権中東特使、就任式までにガザ人質で「良い報告」を期待

ロイター / 2025年1月8日 7時35分

トランプ米次期大統領が中東担当特使に起用すると発表したスティーブ・ウィトコフ氏(右)は7日、今月20日のトランプ氏就任までに、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに拘束されているイスラエル人の人質について良い報告ができることを望んでいると明かした。同日撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)

Gram Slattery

[7日 ロイター] - トランプ米次期大統領が中東担当特使に起用すると発表したスティーブ・ウィトコフ氏は7日、今月20日のトランプ氏就任までに、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに拘束されているイスラエル人の人質について良い報告ができることを望んでいると明かした。

南部フロリダ州パームビーチのトランプ氏の私邸マールアラーゴでの記者会見でウィトコフ氏は、「就任式までにトランプ氏に代わって良い報告ができることを心から願っている」と語った。

「われわれは大きな進展を遂げていると思う。ドーハでは本当に良い仕事をしており、あまり多くを語りたくない」とも述べた。

カタールの首都ドーハでは同国とエジプト、米国の仲介で、ハマスに拘束された人質の解放などを含む、ガザ紛争の停戦交渉が行われている。

トランプ氏は先月2日、自身の就任式までにガザで拘束されている人質が解放されなければ、中東で「深刻な結果」がもたらされると警告している。

ウィトコフ氏は7日夜にドーハに戻らなければ、8日夜に向かうことになると語った。

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