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「コーチ」展開の米タペストリー、通期業績見通し上方修正

ロイター / 2025年2月7日 11時11分

 2月6日、ハンドバッグ「コーチ」などのブランドを展開する米タペストリーは、2025年度(24年7月―25年6月)の売上高と利益の見通しを上方修正した。写真はコーチのバッグ。米ニューヨーク州で2019年10月撮影(2025 ロイター/Shannon Stapleton)

Savyata Mishra

[6日 ロイター] - ハンドバッグ「コーチ」などのブランドを展開する米タペストリーは6日、2025年度(24年7月―25年6月)の売上高と利益の見通しを上方修正した。北米、欧州、中国における同社の主力ハンドバッグ「タビー」に対する強い需要が背景。発表を受けて同社の株価は急伸した。

25年度の売上高見通しは従来の67億5000万ドルから68億5000万ドルに、1株当たり利益の見通しは4.50―4.55ドルから4.85―4.90ドルにそれぞれ引き上げた。

25年度第2・四半期(24年10―12月)の純売上高は22億ドルとなり、LESGが集計したアナリスト予想の21億1000万ドルを上回った。コーチ部門の売上高は外国為替相場変動の影響を除いて前年同期比10%増えた。

調整後の1株利益は2.00ドルとなり、市場予想の1.75ドルを超えた。

コーチのハンドバッグ「タビー」はTikTok(ティックトック)などのソーシャルメディアのインフルエンサーの間で流行の商品となっており、若い消費者を引き寄せている。

イーマーケターのアナリスト、スカイ・カナベス氏は「コーチは新鮮で魅力的なハンドバッグのデザインで標的とする消費者に願望を抱かせ続けている。一方で高級ブランドの間ではこのところ、総じて創造性が欠如している」と述べた。

タペストリーの第2・四半期は粗利益率が前年同期比280ベーシスポイント(bp)上昇。平均販売単価の上昇と輸送費の低下が寄与した。

地域別の売上高は欧州が45%増、北米が4%増、中華圏が3%増だった。

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