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米イーライ・リリー、糖尿病・肥満症薬の需要堅調と説明

ロイター / 2025年2月7日 12時2分

 2月6日、米製薬大手イーライ・リリーは、2024年10─12月期決算発表後のアナリストらとの電話会議で、糖尿病治療薬「マンジャロ」と肥満症治療薬「ゼップバウンド」の需要に懸念はないと表明し、投資家の間で両薬の販売減速への不安が後退した。写真は同社のロゴ。米カリフォルニア州サンディエゴで2020年9月撮影(2025 ロイター/Mike Blake)

Bhanvi Satija

[6日 ロイター] - 米製薬大手イーライ・リリーは6日、2024年10─12月期決算発表後のアナリストらとの電話会議で、糖尿病治療薬「マンジャロ」と肥満症治療薬「ゼップバウンド」の需要に懸念はないと表明し、投資家の間で両薬の販売減速への不安が後退した。

イーライ・リリーは両薬にはなお旺盛な需要があると強調した。同社は株価が過去2年間で2倍超に値上がりし、世界で最も時価総額の高いヘルスケア企業となったが、昨年10月発表した両薬の売上高が期待外れとなってから株価が低迷していた。

10―12月期の売上高はゼップバウンドが19億1000万ドル、マンジャロが35億3000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想平均はゼップバウンドが20億3000万ドル、マンジャロが42億7000万ドルで、2四半期連続で予想に届かなかった。

一方、開発中の経口肥満症薬「オルフォグリプロン」については、すでに製造能力の構築を進めていると説明した。

また25年通期の調整後1株利益について22.50─24.00ドルとの見通しを示した。市場予想は22.86ドル。

テマ・ETFの最高投資責任者(CIO)、ユーリ・コジャミリアン氏は「今回の決算で、イーライ・リリーは不安定な時期が続いた後、成長と見通しが軌道に戻りつつあることが明白になった」と指摘した。

イーライ・リリーは先月、25年の総売上高見通しについて580億─610億ドルと予想した。市場予想は592億1000万ドル。今年のマンジャロとゼップバウンドの米国での販売の伸びは24年と同水準を見込んだ。

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