トランプ政権、オリガルヒ制裁作業部会を解散 麻薬組織への対応重視
ロイター / 2025年2月7日 12時56分
米国のトランプ政権は、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアのオリガルヒ(新興財閥)の制裁逃れを摘発する作業部会「クレプトキャプチャー(窃盗犯の逮捕)」を解散すると発表した。写真は米司法省の印章。首都ワシントンの同省で2023年1月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
Andrew Goudsward
[ワシントン 6日 ロイター] - 米国のトランプ政権は、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアのオリガルヒ(新興財閥)の制裁逃れを摘発する作業部会「クレプトキャプチャー(窃盗犯の逮捕)」を解散すると発表した。
ボンディ司法長官が就任初日の5日に明らかにした。今後は麻薬カルテルと国際的な犯罪組織への対応に軸足を移す。
作業部会はバイデン前政権が設置したもので、ロシアのプーチン大統領に近いオリガルヒを資金面で圧迫することを目的としていた。
作業部会に配属されていた検察官は以前のポストに戻る。今回の措置は少なくとも90日間有効で、その後、更新されるか恒久化される可能性がある。
トランプ大統領はロシアとの関係改善に意欲を示している。また、不法移民と合成麻薬「フェンタニル」の取り締まりの一環で、多くの麻薬カルテルをテロ組織に指定した。
同長官によると、外国公務員への贈賄を禁止・処罰する「海外腐敗行為防止法」に基づく捜査についても、麻薬カルテルに関連する事案を優先する。
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