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米効率化省の政府決済システムアクセス、訴訟中は制限へ

ロイター / 2025年2月7日 13時37分

 米実業家イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」が連邦政府の決済システムを違法に調査したとの訴えを受け、財務省は訴訟中はDOGEにシステムへのアクセスを制限することで原告側と合意した。写真はDOGEが人事管理局(OPM)の監視に動いたことを受け、OPM本部の外で抗議する人々。首都ワシントンで2日撮影(2025年 ロイター/Kent Nishimura)

Jack Queen

[6日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」が連邦政府の決済システムを違法に調査したとの訴えを受け、財務省は訴訟中はDOGEにシステムへのアクセスを制限することで原告側と合意した。

財務省が所得税の支払い、社会保障給付、連邦職員の給与など全てを記録した政府の支払い記録への「完全なアクセス権」をマスク氏とDOGEに許可したことがプライバシー法に違反するとして、政府職員の労働組合などが3日、ワシントンの裁判所に訴えを起こしていた。

5日の審理で財務省の弁護士はプライバシー法違反を否定。決済システムへの読み取り専用のアクセス権を与えられたのは、DOGE関係者のうち2人だけだったと述べた。この2人は財務省のいわゆる特別政府職員だったという。

政府側は原告側と暫定的な合意に達し、訴訟中は他のDOGE関係者が決済記録にアクセスすることになった。

ベッセント財務長官は5日、Foxビジネスに対し、マスク氏が決済システムにアクセスすることはなく、決済を停止する場合は他の機関が決定を下すことになるだろうと述べた。

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