政府分科会の尾身会長、首都圏以外のコロナ感染拡大を懸念=衆院厚労委
ロイター / 2021年7月7日 11時38分
7月7日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、東京など首都圏で新型コロナ感染が拡大する現状を踏まえ、「他の地域に(感染が)拡大する懸念がある」との認識を示した。都内で先月21日撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
[東京 7日 ロイター] - 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は7日の衆院厚生労働委員会で、東京など首都圏で新型コロナ感染が拡大する現状を踏まえ、「他の地域に(感染が)拡大する懸念がある」との認識を示した。
11日で期限を迎える「まん延防止等重点措置」の扱いについて、「近日中に決定される」との見通しも示した。
コロナ感染の現状について尾身氏は「デルタ株への置き換わりが進行している」とした。今後、医療体制が逼迫する可能性にも言及し「4連休や夏休み、オリンピック・パラリンピックが始まる前に効果的な対策を打つ必要がある」と語った。
衆院厚労委では、枝野幸男委員(立憲民主)や長妻昭委員(同)らが先の緊急事態宣言解除のタイミングが妥当だったかや、東京五輪・パラリンピックの中止・延期の必要性を質した。これに対し、尾身分科会長は「(東京五輪の)開催については日本政府および組織委員会が決めること」と述べるにとどめた。
この記事に関連するニュース
-
入国前結核検査を来年6月から導入 フィリピンなど3カ国の中長期滞在者が対象
産経ニュース / 2024年12月26日 14時25分
-
自民、参院選への影響懸念=基礎年金底上げに伴う負担増で
時事通信 / 2024年12月24日 14時23分
-
6万人の警察官を動員したコロナ禍の東京五輪 警視庁150年 147/150
産経ニュース / 2024年12月24日 12時0分
-
いつの間にか消えた「NTT法廃止論」、空転の裏側 政治に振り回された議論が浮き彫りにした難題
東洋経済オンライン / 2024年12月23日 7時40分
-
非常戒厳と弾劾政局で「AI基本法」が漂流…韓国AI競争力の低下を懸念
KOREA WAVE / 2024年12月12日 8時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください