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UNRWAへの資金提供、停止国が近く再開も=ノルウェー外相

ロイター / 2024年3月7日 11時20分

 3月7日、ノルウェーのエイデ外相(写真)は、多数の国が停止している国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供について、近く再開される可能性があると述べた。写真はノルウェーのオスロで撮影、提供写真(2024 ロイター/NTB)

Gwladys Fouche Tom Perry

[オスロ/ベイルート 6日 ロイター] - ノルウェーのエイデ外相は6日、多数の国が停止している国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供について、近く再開される可能性があると述べた。

昨年10月にパレスチナのイスラム組織ハマスが行ったイスラエル攻撃にUNRWA職員らが関与したとのイスラエルの主張を受け、米英などが資金提供を中止。国連が内部調査に入っているほか、コロンナ前仏外相が独立審査を主導している。

最大の拠出国であるノルウェーは資金提供を継続。2月に年間拠出として2億7500万ノルウェークローネ(2600万ドル)を送り、さらに拠出する可能性があると表明した。また、送金を停止している諸国に再開を働きかけている。

エイデ氏はロイターとのインタビューで、「拠出を見合わせている国の多くが再考し始めていると思う」と述べ、これら諸国がパレスチナ社会全体を罰するわけにはいかないと認めていると指摘した。

一方、「再開を表明するには当然、大儀となる調査結果などが必要になるだろう」と述べた。

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