ガザ停戦交渉に進展見られず、10日再協議か 米「責任はハマス側」
ロイター / 2024年3月8日 7時7分
パレスチナ自治区ガザの停戦を巡りエジプトのカイロで行われた交渉は、イスラム教の断食月ラマダン入りを数日後に控えた3月7日も進展は見られず、イスラム組織ハマスの交渉団はいったんカイロを離れた。写真はハマスの武装集団。昨年7月、ガザ中央部で撮影(2024年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)
Nidal al-Mughrabi
[カイロ 7日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザの停戦を巡りエジプトのカイロで行われた交渉は、イスラム教の断食月ラマダン入りを数日後に控えた7日も進展は見られず、イスラム組織ハマスの交渉団はいったんカイロを離れた。米当局者は人質解放について合意する責任はハマス側にあると述べた。
ラマダン中に暴力が激化するとの懸念が高まる中、イスラエルとハマスはカタールとエジプトの仲介による4日間の協議後も合意できていないことを巡り互いを非難した。
イスラエルはカイロに交渉団を派遣していないが、エジプト治安筋は仲介国が休戦案に対する双方の回答期限に設定した10日に協議が再開されると述べた。
米政府高官は人質解放取引を実現する責任はハマス側にあるとし、ハマスが病気や高齢の人質の解放に同意していないことが遅れの原因だと述べた。
ハマスは先に、交渉団が指導者と協議するためカイロを離れたとした上で、交渉は継続しているとする声明を発表した。
ハマス幹部サミ・アブ・ズーリ氏はロイターに対し、イスラエルが合意に向けた努力を「妨害」していると語った。
一方、イスラエル政府のメンサー報道官は「ハマスこそ、生存する人質、拘束している人質を明かさず、障害になっている」と述べた。
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