1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

コロナ対策のECB緊急債券購入、独財務省が合法見解=独誌

ロイター / 2020年5月9日 2時8分

[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツ財務省は、新型コロナウイルス流行に対処するために欧州中央銀行(ECB)が導入した資産購入プログラムについて、独憲法裁判所が定義した欧州連合(EU)の比例原則(権限行使の基準)を満たしていると結論付けた。独シュピーゲル誌が8日報じた。

連邦憲法裁は5日、資産買い入れプログラムを巡り、ECBが政策の必要性を証明しなければ、独連邦銀行(中銀)は3カ月以内に国債買い入れを停止する必要があると判断。ただ、新型コロナウイルス感染拡大を受け新たに導入した総額7500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)については、今回の判断は適用されないとした。

報道によると、ショルツ財務相は憲法裁の判断を受けて省内に調査を指示。否定的な見解は出なかったという。

欧州司法裁判所(ECJ)は8日、欧州連合(EU)機関による違法行為を判断できるのはECJだけと強調し、独連邦憲法裁の動きをけん制した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください