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米独関係は複雑、米駐留軍の縮小計画は遺憾=独外相

ロイター / 2020年6月8日 12時35分

 マース独外相(写真)は6月7日付の独紙ビルト日曜版のインタビューで、ドイツと米国の関係は「複雑」と述べ、トランプ米大統領がドイツ駐留米軍の縮小を計画しているとの報道について遺憾の意を表明した。写真はベルリンでの記者会見。2日撮影(2020年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ベルリン 7日 ロイター] - マース独外相は7日付の独紙ビルト日曜版のインタビューで、ドイツと米国の関係は「複雑」と述べ、トランプ米大統領がドイツ駐留米軍の縮小を計画しているとの報道について遺憾の意を表明した。

米政府当局者は5日、トランプ氏がドイツに駐留している米軍3万4500人のうち約9500人を減らすよう指示したと明らかにした。これを受け、独連立与党の複数の幹部は6日、不快感を表明した。

マース氏は「われわれは長年にわたって培ってきた米軍との協力の重要性を理解している。これは両国に利益をもたらしている」と述べた。

その上で米独は北大西洋条約機構 (NATO)における緊密なパートナーだが「(関係は)複雑だ」と語った。

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