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黒人殺人容疑の元警察官、米地裁が保釈金を125万ドルに増額

ロイター / 2020年6月9日 5時38分

米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件を巡り、第2級殺人容疑などで訴追された元警察官のデレク・ショビン容疑者に対する保釈金が25万ドル引き上げられ、125万ドルに設定された。写真は予備審理の法廷内スケッチ(2019年 ロイター/CEDRIC HOHNSTADT ILLUSTRATION)

[8日 ロイター] - 米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件を巡り、第2級殺人容疑などで訴追された元警察官のデレク・ショビン容疑者(44)に対する保釈金が25万ドル引き上げられ、125万ドルに設定された。

地元紙スター・トリビューンによると、ミネソタ州のマシュー・フランク司法次官補は、「容疑の重大さ」と世論からの風当たりの強さから、ショビン容疑者は保釈された場合に逃亡する可能性が高いとした。

同州ヘネピン郡地裁判事が署名した釈放命令によると、ショビン容疑者の保釈金は条件なしで125万ドル、条件付きで100万ドルと、それぞれ100万ドル、75万ドルから引き上げられた。

保釈条件では法執行機関への従事やフロイド氏遺族との接触が禁止されるほか、銃器のライセンスおよび許可証の放棄などが含まれる。

スター・トリビューンによると、ショビン容疑者および弁護士は保釈条件に異議を唱えていないという。

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