インド、国境の威嚇射撃は中国側によるものと反論
ロイター / 2020年9月8日 15時43分
インドは8日、中印国境地帯で合意に反して威嚇射撃を行ったとする中国側の主張に反論し、空中に向けて発砲したのは中国側だ、と批判した。写真は両国の国境の係争地ラダック地域、2日撮影(2020年 ロイター)
[ニューデリー 8日 ロイター] - インドは8日、中印国境地帯で合意に反して威嚇射撃を行ったとする中国側の主張に反論し、空中に向けて発砲したのは中国側だ、と批判した。
インド軍は声明で、中国側は継続的に緊張を高めるような「挑発的行動」を取っていると指摘。「協定に明らかに違反し、攻撃的な行動を取っているのは人民解放軍だ」とした。
声明によると、中国軍兵士がインド軍の前線に接近しようと試み、インド部隊に遭遇した際、空中に向けて数回発砲したという。また、インド軍は行動を自制し、国境を越えていないとしている。
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