ノルウェー油田労組のスト継続、北海最大油田が14日に操業停止も
ロイター / 2020年10月8日 9時22分
10月7日、ノルウェーの石油大手エクイノールは、同国の海洋油田労働者によるストが来週14日までに終了しない場合、同社が操業する北海最大のヨハン・スヴェルダップ油田の操業を停止する必要が生じると明らかにした。ノルウェー沖の北海油田で8月撮影(2020年 ロイター/Nerijus Adomaitis)
[オスロ 7日 ロイター] - ノルウェーの石油大手エクイノール
同油田の生産量は最大で日量47万バレル。
エクイノールの広報担当者はロイターに対し、ストの影響で他の4油田が早ければ10日に操業を停止する可能性が高いと語った。
ノルウェーの海洋油田労働者の労組「Lederne」は、ノルウェー石油・ガス協会(NOG)との賃金交渉決裂を受けて9月30日にストを開始。ストは5日に規模を拡大し、6つの海洋油・ガス田が操業を停止している。
NOGによると、ストにより、ノルウェーのガス・油田生産量の8%に相当する日量33万石油換算バレルの生産が減少している。
これに加え、スヴェルダップと他の4油田が操業停止となれば、合計で日量93万4000石油換算バレルの生産が減少することになる。
エクイノールは、14日以降もストが続くと、スヴェルダップ油田の人繰りが厳しくなると説明。それまでに交渉がまとまることを願うとした。
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