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米ゴールドマン、中国合弁を100%子会社に

ロイター / 2020年12月8日 14時33分

 12月8日、米金融大手ゴールドマン・サックスは中国の合弁会社、高盛高華証券を100%子会社化することで現地の合弁相手と合意した。写真はゴールドマンのロゴ。シドニーで2016年5月撮影(2020年 ロイター/David Gray)

[香港 8日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは中国の合弁会社、高盛高華証券を100%子会社化することで現地の合弁相手と合意した。外資系金融機関の間で、中国で進む金融の対外開放の波に乗ろうとする動きが相次いでいる。

8日付の従業員向けメモによると、高盛高華証券への出資比率を51%から100%に引き上げるため、現地の規制当局との手続きに着手した。

ゴールドマンの香港在勤の広報担当者はメモの内容は事実だと確認した。

同社は中国の北京高華証券とともに、2004年に高盛高華証券を設立。投資銀行業務を手掛けており、ゴールドマンは少数株主ながらも日々の業務管理を担ってきた。

今年3月には株式保有率を33%から51%に引き上げるための最終承認を規制当局から得ていた。

メモは100%の出資比率は「中国への大きなコミットメントと投資の表れ」だとしている。

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