1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

南アGDP、第3四半期は前期比年率66.1%増 鉱業・製造業が好調

ロイター / 2020年12月9日 5時35分

南アフリカ統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みの年率換算で前期比66.1%増加した。ロックダウン前のケープタウンで3月撮影。(2020年 ロイター/Mike Hutchings)

[プレトリア 8日 ロイター] - 南アフリカ統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みの年率換算で前期比66.1%増加した。

新型コロナウイルスの流行に伴う制限措置が緩和され、鉱業・製造業を中心にすべての部門で生産が拡大した。

ロックダウン(都市封鎖)で経済活動が停滞した第2・四半期のGDP(改定値)は、同51.7%減だった。

第3・四半期のGDPは、前年比では6%減。第2・四半期(改定値)は前年比17.5%減だった。

ロイターがまとめた市場予想は、前期比年率で52.6%増、前年比で7.2%減だった。

部門別では、鉱山部門が288.3%増、製造部門が210.2%増。卸売・小売部門は137.0%増だった。

統計局の幹部は「極度の混乱に見舞われた四半期は、年率換算にすると、統計がやや歪むことがある」とし「今回のような回復が年末まで続くと予想するのは妥当ではない。重要なのは1ー9月のデータだ」と述べた。

1ー9月のGDPは前年比7.9%減だった。

南アフリカ準備銀行(中央銀行)は先月、今年は8.0%のマイナス成長に陥るとの見通しを発表。キャピタル・エコノミクスのアフリカ担当エコノミスト、Virág Fórizs氏は、このところの経済指標で回復ペースの鈍化が示唆されているとし、「新型ウイルス感染拡大第2波への懸念のほか、厳しい財政緊縮策が経済への向かい風になっている」と述べた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください