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仏、コロナワクチン接種加速でも飲食店やスキー場閉鎖は延長

ロイター / 2021年1月8日 11時30分

 1月7日 フランスのカステックス首相は記者会見で、全土で実施している新型コロナ対策の閉鎖措置について、飲食店は少なくとも2月半ばまで延長し、スキー場は2月の学校の冬休み時期も実施する可能性があると表明した。写真はパリのレストラン。1月5日撮影(2021年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 7日 ロイター] - フランスのカステックス首相は7日の記者会見で、全土で実施している新型コロナ対策の閉鎖措置について、飲食店は少なくとも2月半ばまで延長し、スキー場は2月の学校の冬休み時期も実施する可能性があると表明した。夜間外出禁止令は少なくとも1月20日まで続ける。さらなる全国での制限措置の可能性も排除できないとした。

フランスでも新型コロナのワクチン接種は始まっているが、「警戒を緩めることは論外だ」と述べた。

同国ではコロナ患者による集中治療室(ICU)占有率は5割に達し、緊急でない手術は引き続き延期されている。

英国やドイツに比べてフランスのワクチン接種はなかなか進まず、マクロン大統領や政府は批判を浴びている。これに関してカステックス氏は「接種は政府の最優先事項になっている」とし、政府として幅広く迅速に接種を進める決意を示した。ただ、「拙速なことと迅速なことを混同すべきではない」とも述べた。

ベラン保健相は、接種の進展を妨げているとされる接種同意の手続きそのものは擁護したが、手続きを簡素化する意向は示した。英ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンの2回目の接種までの間隔について、短期的に初回の接種を受けられる国民を増やすため、既に同国の医療当局者がメーカー側の求める3週間ではなく、6週間に遅らせることを承認したとも語った。

ベラン氏によると、政府は1月末までに計100万回分を接種することを引き続き計画している。これまでに接種したのは約4万5000回にとどまっている。

調査ではフランス国民は10人に6人が接種を拒否したいと回答する結果も出ている。

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