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米議事堂乱入のトランプ支持者、扇動罪で訴追も=ワシントン検察

ロイター / 2021年1月8日 14時23分

 1月7日、米首都ワシントン(コロンビア特別区)連邦検察のマイケル・シャーウィン検事正代行は、米議会議事堂に乱入し、窓ガラスを破壊したり略奪行為を働いたトランプ大統領の支持者らは扇動罪や暴動罪で訴追される可能性があるとの認識を示した。写真は米議会議事堂の壁を上るトランプ大統領支持者ら。ワシントンで6日撮影(2021年 ロイター/Stephanie Keith)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米首都ワシントン(コロンビア特別区)連邦検察のマイケル・シャーウィン検事正代行は7日、米議会議事堂に乱入し、窓ガラスを破壊したり略奪行為を働いたトランプ大統領の支持者らは扇動罪や暴動罪で訴追される可能性があるとの認識を示した。

記者との電話会見で扇動罪や暴動罪で訴追する可能性を問われ「全てが検討対象」だとし、「いかなる選択肢も排除しない」と続けた。

同氏によると、米司法省は今週起きた一連のイベントについて55件の刑事訴追を行った。6日の議会乱入に先立つ4日に逮捕された極右団体「プラウド・ボーイズ」のリーダー、エンリケ・タリオ容疑者が含まれる。

シャーウィン氏は議会乱入に関わった全ての人に容疑がかけられる可能性があると指摘。騒動に加担した可能性がある議会警察やデモ隊に議事堂まで行進するよう促したトランプ大統領が含まれる可能性があるか問われても否定しなかった。

「全ての関係者を調査しており、何らかの役割を果たし、それに犯罪の要素があるとの証拠があれば訴追される」とした。

議会警察は暴動に関与した14人を逮捕したと発表。大半が不法侵入の容疑だという。ワシントンの警察当局は少なくとも68人を逮捕した。

略奪と暴動の様子を撮影した写真や動画はソーシャルメディアで急速に拡散しており、連邦捜査局(FBI)は市民に対し、容疑者を特定するための情報提供を求めている。

FBIはまた、共和党と民主党のそれぞれの全国委員会本部から回収したパイプ爆弾に関する捜査も主導している。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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