米議事堂乱入事件、警官死亡で死者5人に FBIと警察が合同捜査
ロイター / 2021年1月9日 4時19分
1月8日 米連邦議会警察は7日、トランプ大統領の支持者による6日の議事堂乱入事件で負傷した警官1人が死亡したと発表した。同事件を巡る死者数は5人となった。写真は1月6日、ワシントンの議事堂で撮影(2021年 ロイター/Stephanie Keith)
[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦議会警察は7日、トランプ大統領の支持者による6日の議事堂乱入事件で負傷した警官1人が死亡したと発表した。同事件を巡る死者は5人となった。
警察の声明によると、警官ブライアン・シックニック氏は部隊に戻った後で倒れ、病院に搬送されたが7日に死亡が確認。「シックニック氏は暴動に対処し、デモ隊との身体的な接触で負傷した」と説明した。
CBSニュース系列会社はシックニック氏が40歳で12年(訂正)の経験があるベテランだったと報じた。
ジェフリー・ローゼン司法長官代理は、連邦捜査局(FBI)とワシントン警察が合同でシックニック氏が死亡した経緯について捜査を進めると表明。ただ殺人容疑での捜査になるかについては明らかにしなかった。
これに先立ち、CNNは連邦検察が殺人の疑いで捜査を開始すると報じていた。この件について当局からコメントは得られていないが、ワシントン警察は7日夜、殺人事件担当部門が連邦当局と合同で捜査を進めているとの声明を発表している。
議会警察のサンド長官は7日、16日付で辞任すると発表した。サンド氏を巡っては、ペロシ下院議長が議事堂乱入事件を巡って対応を誤ったとして厳しく批判していた。
ペロシ氏はシックニック氏の家族に哀悼の意を示す声明で「シックニック氏の死亡に責任のある人物は、法の裁きを受けなくてはならない」と表明。哀悼の意を示すために議事堂に半旗を掲げるとした。
*英文の訂正により本文3段落目の「15年」を「12年」に訂正します。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1中国の80歳“反骨の女性ジャーナリスト”がSNSで「生命の危機を覚える」と訴え 治安当局が自宅の固定電話や携帯電話、インターネットを遮断か
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 7時15分
-
2トランプ氏 2028年大統領選は不出馬の意向 ハリス氏に敗北でも「今回が最後になる」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月23日 7時32分
-
3バイデン米大統領、クアッド制度化狙い「くさび」 「もしトラ」に備え
産経ニュース / 2024年9月22日 19時9分
-
4「全面戦争阻止へあらゆる手段」=レバノン情勢巡り米高官
時事通信 / 2024年9月22日 23時49分
-
5スリランカ大統領選挙、野党・人民解放戦線のディサナヤケ党首が勝利…初の再集計で三つどもえ制す
読売新聞 / 2024年9月23日 0時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください