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WHOの初期コロナ警告、一部の国深刻に受け止めず=ライアン氏

ロイター / 2021年3月9日 4時7分

WHOが昨年1月に新型コロナウイルス感染拡大について警告した際、一部の国はより深刻に受け止めるべきだったと、緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は8日述べた。写真は昨年2月、ジュネーブで撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 8日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は8日、WHOが昨年1月に新型コロナウイルス感染拡大について警告した際、一部の国はより深刻に受け止めるべきだったとの認識を示した。

WHOは2020年1月30日に新型コロナ感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と表明。同年3月11日に初めて「パンデミック(世界的大流行)という言葉を使い、警戒を呼び掛けた。

ライアン氏は、WHOがより早い時期にパンデミックを宣言するべきだったかとの質問に対し、「WHOはもっと大きな声で警戒を呼び掛けるべきだったかもしれない」としながらも、WHOの呼び掛けをよく聞いていなかった国もあるとの認識を示した。

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