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2回目接種はアストラ製でないワクチンを、仏が55歳以下に勧告へ

ロイター / 2021年4月9日 6時8分

フランス高等保健機構は、英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンの1回目接種を受けた55歳未満の人に対し、2回目は別のワクチンを接種するよう提言する見通しと、関係筋2人が8日明らかにした。写真は3月14日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[パリ 8日 ロイター] - フランス高等保健機構(HAS)は、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの1回目接種を受けた55歳未満の人に対し、2回目はメッセンジャーRNA(mRNA)技術を利用した別のワクチンを接種するよう提言する見通しと、関係筋2人が8日明らかにした。

9日にも新たな提言を行う見通しという。

欧州連合(EU)の医薬品当局は7日、アストラ製とまれな血栓症の発症が関連している可能性があると指摘。8日までに使用に年齢制限を設定する国が相次いでいる。

HASは3月中旬、同ワクチンの接種を55歳以上に制限するよう提言したが、国内ではそれまでに約50万人がアストラ製ワクチンの1回目接種を受けていた。

フランスで承認されているmRNAを利用したワクチンは米ファイザー・独ビオンテック製と米モデルナ製ワクチンの2種類。

ドイツの予防接種常設委員会(STIKO)も今月初め、アストラ製ワクチンの1回目接種を受けた60歳未満の人は、2回目で別のワクチンを接種すべきと勧告した。

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