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任天堂が「ゼルダの伝説」実写映画化へ、制作費50%超出資

ロイター / 2023年11月8日 9時15分

 任天堂は11月8日、人気のゲームシリーズ「ゼルダの伝説」を扱った実写映画の企画開発を開始したと発表した。写真は同社のロゴ。ロサンゼルスで2014年6月撮影(2023年 ロイター/Kevork Djansezian)

Miho Uranaka

[東京 8日 ロイター] - 任天堂は8日、人気のゲームシリーズ「ゼルダの伝説」を扱った実写映画の企画開発を開始したと発表した。「スーパーマリオ」の生みの親である宮本茂氏と、「スパイダーマン」シリーズの実写映画などを手掛けたアヴィ・アラッド氏が共同で担当する。

制作費の50%以上を任天堂が出資。任天堂自らが「映画制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造する」としている。全世界配給と共同出資はソニー・ピクチャーズエンタテインメントが行う。監督は「猿の惑星:キングダム」を手掛けたウェス・ボール氏。

任天堂は、自社のIP(知的財産)の映像化を進めており、4月には映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を公開。世界的なヒットで、4―9月期のIP関連の売り上げである「モバイル・IP関連収入」が前年同期比2.3倍の550億円となった。

任天堂は7日、「ゼルダの伝説」の新作タイトルの販売が好調として、通期のソフト販売計画を従来より500万本引き上げている。

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