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太陽光発電供給網、中国が26年まで世界シェア8割超独占=調査会社

ロイター / 2023年11月8日 9時54分

 11月7日、エネルギー調査会社ウッド・マッキンゼーは公表したリポートで、2026年にかけて中国が太陽光発電設備の世界シェアの8割超を独占するとの見通しを示した。中国・陝西省で4月24日撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)

[7日 ロイター] - エネルギー調査会社ウッド・マッキンゼーは7日公表したリポートで、2026年にかけて中国が太陽光発電設備の世界シェアの8割超を独占するとの見通しを示した。今後10年間の大半で、毎年の世界需要を満たすだけの供給能力が備わる見込みだという。

アナリストによると、中国は今年、太陽光発電産業に1300億ドル超を投資し、24年には発電容量が1テラワット(TW)を超えるウエハーや太陽電池、ソーラーパネルを生産。32年まで毎年の世界需要を十分満たすことができるという。

中国による積極的な生産能力拡大の影響で、ソーラーパネルの価格は今年に入り劇的に下落してきた。米政権が後押しする国産ブームに期待する米国内の供給業者の間で、懸念が高まっている。

リポートを執筆したフアイアン・サン氏は声明で「海外市場では政府が国内製造業の発展を推進しているものの、中国が依然として世界の太陽光サプライチェーン(供給網)を支配し、競合との技術と価格の差を広げるだろう」と指摘した。

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