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メキシコ、ガザ戦闘理由にイスラエルと断交の方針ない=大統領

ロイター / 2023年11月8日 10時0分

 11月7日、メキシコのロペスオブラドール大統領は、パレスチナ自治区ガザの戦闘を理由にイスラエルとの外交関係を断絶する可能性はないと言明したうえで、政治指導者らに事態の平和的解決を求めた。メキシコ・パレンケで10月22日撮影(2023年 ロイター/Mexico Presidency)

[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は7日、パレスチナ自治区ガザの戦闘を理由にイスラエルとの外交関係を断絶する可能性はないと言明したうえで、政治指導者らに事態の平和的解決を求めた。

中南米では、コロンビア、チリ、ホンジュラスがガザ攻撃を理由に駐イスラエル大使を召還。ボリビアは国交を完全に断絶した。ロペスオブラドール氏は、他の一部左派政権より穏健な立場を取っている。

定例記者会見でガザ情勢に対する見方を問われ、メキシコは中立を保ちたいとあらためて述べるとともに、暴力停止に向け国際努力の強化を求めた。

その上で「イスラエルと国交を断絶する方針も、平和を求める以上の立場を取る方針もないことを極めて明確にしておきたい。現在起きていることは全て、大変悲しく苦痛で、極めて非人道的だ」と指摘。「不条理が支配している。もちろん、私は平和と停戦を支持している」と述べた。

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