サウジ、アラブ・イスラム首脳会議開催へ ガザ紛争協議

　１１月７日、サウジアラビアのハリド・ファリハ投資相（写真）は、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について話し合うため、アラブ、イスラム、アフリカ諸国によるサミットを数日中に開催する計画を明らかにした。写真はサウジアラビアのリヤドで２０２１年１２月撮影（２０２３年　ロイター／Ahmed Yosri）

[シンガポール ８日 ロイター] - サウジアラビアのハリド・ファリハ投資相は７日、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について話し合うため、アラブ、イスラム諸国によるサミットを数日中に開催する計画を明らかにした。

シンガポールで開かれたブルームバーグ・ニューエコノミーフォーラムで「今週数日中に、リヤドで緊急アラブ首脳会議を開催する」としたほか「数日中にイスラムサミットも開催する」と述べた。

サウジのリーダーシップでこれらのサミットやその他の会合を開催し、紛争の平和的解決を目指すとした。

ニュースサイトのエテマドオンラインは、イランのライシ大統領がイスラム協力機構（ＯＩＣ）首脳会議に出席するため１２日にサウジを訪問すると報じた。イラン大統領のサウジ訪問は両国が中国の仲介で３月に外交関係正常化で合意してから初となる。

ファリハ氏はアフリカ諸国との首脳会議を開催するとも述べたが、日程は示さなかった。サウジ外務省は７日、同会議を今週末に実施する予定だったが、他の２つのサミットに集中するため延期すると声明で明らかにした。