結核との闘い、コロナ禍の打撃から回復したが目標遠い=WHO
ロイター / 2023年11月8日 12時53分
世界保健機関(WHO)は年次報告で結核との世界的な闘いについて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による打撃から回復しつつあるが、目標からはなおほど遠いと指摘した。写真は南アフリカのバイオ医薬企業の研究所。2020年5月撮影(2023年 ロイター/Mike Hutchings)
Jennifer Rigby
[ロンドン 7日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は年次報告で結核との世界的な闘いについて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による打撃から回復しつつあるが、目標からはなおほど遠いと指摘した。
パンデミックの最初の2年間は、結核を発症しても診断されなかったり、治療を受けなかったりする患者の数が年間約400万人に上った。この数は2022年に推計で約310万人まで減り、パンデミック前の2019年の水準に戻ったという。
22年の推計結核罹患者数は21年の1030万人から1060万人に増えたとされる。このうち診断を受け、適切な治療を受けることができたのは750万人で、WHOが1995年に監視体制を構築して以来最多となった。
結核関連の死者は21年の140万人から22年は130万人へと小幅減少した。ただ結核は依然として世界の死亡原因となる感染症として新型コロナウイルスに次ぐ2位となっている。
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