ユーロ圏の銀行、預金コスト上昇が収益圧迫へ=ECB副総裁
ロイター / 2023年11月8日 13時27分
11月7日、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁(写真)はユーロ圏銀行の貸し出し収益が預金金利の緩やかな上昇によって負の影響を受けそうだと述べた。キプロスで10月撮影(2023年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)
[マドリード 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は7日、ユーロ圏銀行の貸し出し収益が預金金利の緩やかな上昇によって負の影響を受けそうだと述べた。
スペインで開催されたイベントで、銀行にとって負債となる預金の金利は常に住宅ローンといった資産の利回りよりも動きが遅いが、遅かれ早かれ追いつくものだと指摘。「それこそ利ざやの改善が今後影響を受けるかもしれないと市場が考えている理由の一つだ」と述べた。
総じてユーロ圏の銀行は金利上昇の恩恵を受けているが、主にリテール金融機関であるスペインの銀行にとってはその傾向がより顕著となっており、住宅ローンからのリターンが上昇する一方、預金利息の支払いは抑えられている。
スペイン中銀のデルガド副総裁は同じイベントで、2024年に預金競争が激化するとして、預金金利は徐々に上昇するとの見通しを示した。
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