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任天堂、映画効果がゲーム販売押し上げ 「マリオ」新作430万本

ロイター / 2023年11月8日 13時36分

 11月8日、 任天堂は10月に発売した「スーパーマリオ」シリーズの新作ゲームが発売後2週間で430万本の売り上げとなったと発表した。歴代のスーパーマリオ関連タイトルでは過去最高の販売ペースで、4月に公開した「マリオ」映画の世界的なヒットが、ゲーム販売を押し上げた。写真は任天堂のロゴ。2019年11月に都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

Miho Uranaka

[東京 8日 ロイター] - 任天堂は8日、10月に発売した「スーパーマリオ」シリーズの新作ゲームが発売後2週間で430万本の売り上げとなったと発表した。歴代のスーパーマリオ関連タイトルでは過去最高の販売ペースで、4月に公開した「マリオ」映画の世界的なヒットが、ゲーム販売を押し上げた。

「スーパーマリオブラザーズワンダー」は横スクロールのゲームとしては約11年ぶりのシリーズ完全新作タイトル。古川俊太郎社長はこの日開催した経営方針説明会で、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を通じて顧客との接点が増え、ゲームなど関連タイトルの販売増につながったと説明した。任天堂が映画製作に直接関わったのは初めてで「非常に大きな成果」があったと述べた。

古川社長は映画製作について「さらに推進していく分野」と語り、長期にわたり貴重な資産になると指摘。出資も含めリスクを取る必要があるとの認識を示した。任天堂は説明会に先立ち、人気シリーズ「ゼルダの伝説」の実写映画の企画開発開始を発表。製作費の50%以上を出資する。

家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は7年目に入っても好調な販売を続けている。古川社長は24年3月に8年目に入るが「これまでのプラットフォームライフサイクルにとらわれることなく、今後も新作タイトルの展開を続ける」との考えも示した。

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