ウクライナ南部港で民間船にロシアのミサイル命中、1人死亡

　ウクライナ当局は１１月８日、南部オデッサ州の港に入港していたリベリア船籍の民間船の上部にロシア軍のミサイルが命中し、１人が死亡、フィリピン人乗組員３人と港湾職員１人が負傷したと発表した。写真は損傷した民間船の内部。ウクライナ軍提供写真（２０２３年　ロイター）

[８日 ロイター] - ウクライナ当局は８日、南部オデッサ州の港に入港していたリベリア船籍の民間船の上部にロシア軍のミサイルが命中し、１人が死亡、フィリピン人乗組員３人と港湾職員１人が負傷したと発表した。

ロシアは７月に黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意から離脱して以降、ウクライナの港湾インフラを繰り返し攻撃している。

ウクライナのクブラコフ・インフラ相によると、民間船は中国に鉄鉱石を輸送する予定だった。

同相によると、ロシアは穀物輸出合意から離脱して以降、港湾インフラを標的にした攻撃を２１回実施している。