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バイデン氏、機密文書持ち出しで訴追回避 記憶力低下の指摘も

ロイター / 2024年2月9日 8時36分

 米特別検察官は2月8日、機密文書持ち出しを巡り、バイデン大統領を刑事訴追しないと決定した。7日、ニューヨークの空港で撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米特別検察官は8日、機密文書持ち出しを巡りバイデン大統領を刑事訴追しないと決定した。

バイデン氏の自宅や事務所から副大統領時代の国家安全保障問題に関する機密文書が見つかったことを受け、司法長官に任命されたハー特別検察官が調査を行っていた。

ハー氏は報告書で、バイデン氏が捜査に協力したことに加え、有罪を立証するのは困難と判断して訴追を見送ったと説明。「訴追されても、バイデン氏はわれわれの行った聴取と同様、好意的かつ善意ある、記憶力の悪い高齢者」という印象を陪審員に与える可能性が高いとした。

バイデン氏はバージニア州で行ったスピーチで、捜査に協力したことを強調。機密文書を返還した点にハー氏が言及したとし、「トランプ氏は逆のことをしたとされている」と述べた。

トランプ前大統領は機密文書持ち出しの問題も含め、自身に対する起訴は政治的な動機に基づいていると主張している。同氏はSNS(交流サイト)に「司法の二重構造で、憲法に反する選択的起訴だと証明された」と投稿した。

また、同氏の支持者はバイデン氏の年齢を巡る懸念を強調。関連団体「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」の広報担当者は「裁判に立てないほど老いているなら、大統領になるにも高齢すぎる」と述べた。

ハー氏は報告書で、バイデン氏の記憶が「著しく限られていた」と指摘した。

バイデン氏の弁護士は、何年も前のことを覚えていないのは珍しくないとし、ハー氏のコメントは司法省の報告書にふさわしくないと批判した。

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