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米国株式市場=S&P・ナスダックが連日最高値、半導体株に買い

ロイター / 2024年7月9日 6時38分

米国株式市場は、一連の企業決算や新たなインフレ指標の発表のほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言などを控え、まちまちで終了した。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国株式市場ではS&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して取引を終えた。市場は一連の企業決算や新たなインフレ指標の発表のほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言などを注視している。

ナスダックの最高値更新は5営業日連続、S&Pは4営業日連続。

エヌビディアが約2%、インテルが6%超、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が4%、それぞれ上昇し、フィラデルフィア半導体指数を1.9%押し上げた。

市場はFRBによるインフレ抑制の進展を見極めようと、11日発表の消費者物価指数(CPI)と12日発表の卸売物価指数(PPI)に注目している。

投資家の間では、利下げを先送りし過ぎれば労働市場に打撃が生じ、景気後退に陥りかねないとの懸念が出ており、パウエル議長による9、10日の議会証言に関心が集まる。

ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「投資家が望んでいるのはハト派的なトーンと、特に労働市場について、現在は両面のリスクがより均衡しているという認識だ」と語った。

12日にはシティグループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)を皮切りに第2・四半期の銀行決算発表が始まる。この日はシティが1.1%高、Wファーゴは1%安となった。

S&P500の主要11セクターのうち6セクターが下落し、通信サービスやエネルギーが下げを主導した。

メディア大手パラマウント・グローバルは5.3%安。同社と映画製作会社スカイダンス・メディアは7日、合併で合意したと発表した。

ボーイングは0.55%高。2度の「737MAX」墜落事故に関連する司法省の捜査を決着させるため、詐欺共謀罪について罪を認めることに合意した。

S&P500では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は101億株。直近20営業日の平均は116億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39344.79 -31.08 -0.08 39391.98 39654.96 39278.43

前営業日終値 39375.87

ナスダック総合 18403.74 +50.98 +0.28 18371.86 18416.94 18342.60

前営業日終値 18352.76

S&P総合500種 5572.85 +5.66 +0.10 5572.75 5583.11 5562.51

前営業日終値 5567.19

ダウ輸送株20種 15158.61 -120.55 -0.79

ダウ公共株15種 904.61 -3.26 -0.36

フィラデルフィア半導体 5765.21 +108.90 +1.93

VIX指数 12.37 -0.11 -0.88

S&P一般消費財 1548.04 -0.08 -0.01

S&P素材 555.51 +1.56 +0.28

S&P工業 1027.54 +1.32 +0.13

S&P主要消費財 826.58 -1.76 -0.21

S&P金融 689.56 -1.05 -0.15

S&P不動産 240.83 +0.41 +0.17

S&Pエネルギー 685.32 -4.06 -0.59

S&Pヘルスケア 1682.40 -1.61 -0.10

S&P通信サービス 319.07 -3.24 -1.01

S&P情報技術 4540.78 +32.65 +0.72

S&P公益事業 348.53 +0.25 +0.07

NYSE出来高 8.83億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 40955 + 105 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 40910 + 60 大阪比

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